吉里吉里のコマンドラインオプションは通常のコマンドラインから指定するほかに、
Releaser ( krkrrel.exe ) または
吉里吉里設定 ( krkrconf.exe または エンジン設定.exe ) で吉里吉里の実行可能ファイルに直接埋め込むか、外部の設定ファイルに保存することができます。
コマンドラインに指定されたオプションは、吉里吉里の実行可能ファイルに埋め込まれたオプションや外部の設定ファイルで指定されたオプションよりも優先されます。
コマンドラインのオプションは基本的に '-' (ハイフン) に引き続き、オプションの名前が来ます。そのあとそれに引き続き '=' を書き、オプションの値を書きます。
たとえば -cdvol というオプションの値が direct ならば、-cdvol=direct と指定します。
「起動オプション」や「デバッグ関連のオプション」や「システム互換性関連のオプション」を除けば、ほとんどは環境依存の問題を解決するための微調整を行うオプションです。
環境依存の問題の解決については
環境依存の不具合についても参照してください。
Note
Releaser や krkrconf.exe ( エンジン設定.exe ) では、吉里吉里の実行可能ファイルや外部の設定ファイルを書き換えてこれらのオプションを変更できますが、通常はデフォルトのままで問題ありません。
作品を制作する側固有の環境で問題があるということで、これらのオプションをデフォルトの物でないものに変えたままの実行可能ファイルや設定ファイルを一般に配布することはおすすめできません。